れあこん

書評、映画評、音楽評など、各種レビュー記事を掲載しています。

リーダーシップが発揮されるのは、真摯さによってである。 - まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論 書評

はじめに 7つの習慣で一躍有名になった『まんがでわかる』シリーズ。 前作がとても分かりやすく、また、自分の人生を変える書となったため、非常に楽しみにしていました。 加えて、ちょうど会社の推薦図書に挙げられていたこともあり、読んでみることにしま…

人間は求めていい - 現実を視よ 書評

はじめに ファーストリテイリングの柳井正さんが書き記した本作品。 会社の推薦図書に挙げられていました。 思想的な図書が推薦されることは余りありません。 その珍しさから興味を持ち、読むに至りました。 結論、今後、経済(、政治)を支えていく日本人で…

はてな村、入居しました。

はじめまして はてなブロガーの皆さま、初めまして。@tsuyoring と申します。 そうでない皆さま、いつもご閲覧いただきありがとうございます。 今までWordPressのブログ村で細々と記事を書いて参りましたが、 1人でこつこつ続けることに限界を感じ、はてな村…

従業員が手を休めることなく常に作業している工場は非効率 - ザ・ゴール コミック版 書評

はじめに 会社で推薦されていた本ということで手に取ってみました。 全編漫画で構成されている珍しいビジネス書ですが、その原書はお墨付き。 17年間日本語への翻訳が禁じられていたということで、期待に胸が高鳴ります。 概要 本書は工場を舞台として、3ヶ…

信頼できるネットワークエンジニアは君しかいない - ブラックハット レビュー

はじめに/概要 出ました、ハッカー系映画! 「世間を震撼させたハッキングの罪で投獄中の天才プログラマー」 と言われた日にゃ観るしかない!ということで、公開初日に観てきました。 アベンジャーズのマイティ・ソーが主演と言うことでしたが、 作品の中で…

「刃を研ぐ」ことは、自分の人生に対してできる最大の投資である。 - まんがでわかる7つの習慣4 第6の習慣/第7の習慣/第8の習慣 書評

はじめに/概要 『まんがでわかる7つの習慣』シリーズも遂に最終巻となりました。 本作では第6、7の習慣、および7つの習慣を発表した数年後、作者のコヴィーさんが 追加で発表した第8の習慣も含めた内容となっております。 感想/印象的なフレーズ 私自身、読…

普通なのはつまらない - イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密 レビュー

はじめに 実在の数学者の一生を扱った本作。 ジャケ買いならぬポスター観、で即断して観たため、前情報なしで挑みました。 ポスターから所謂頭脳アクションバトルな雰囲気をぷんぷん感じたため、即決して観ることに。 こちらの期待している以上の内容で、と…

NoDealを選択肢の1つとして持っていれば、余裕を持つことができる。 - まんがでわかる7つの習慣3 第3の習慣/第4の習慣/第5の習慣 書評

はじめに 1巻を読んでドはまりした本シリーズ。 3巻では、第3〜第5の習慣について解説しています。 概要 どれも1巻で軽く触れた内容ではありますが、 それをより噛み砕いていたり、1巻にはない解説もあり。 1巻を読んだことがある人でも買いな内容になってい…

切れやすい糸でむすんでおきましょう いつかくるさようならのために - えーえんとくちから 書評

はじめに 出会いはtwitter。 フォローしているBot、ひとひら言葉帳(@kotobamemo_bot)で流れてくる美しい言の葉の数々。 その中に、ときどき「こ、これは……!」って思うものがあるのですが。 作者が笹井宏之さんである確率がとても高くて。 (実はもう一方…

話すにしろ書くにしろ、『ああすれば良かった』が一番悲しい - チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 レビュー

はじめに ふと久しぶりに映画を観てみたいと思い、映画館で物色していたところ発見。 私自身経済系バトルが好みということもあり、絵画を巡る頭脳戦なのかな?と期待しつつ鑑賞しました。 (実際は大違いでした。) 概要 英国貴族の主人公であるモルデカイが…

こんなことをして、楽しかったか? - タダノヤサイダ 感想

はじめに 『えほんをよむ』で共演した方が出演されるとのことで興味を持ち、観劇してきました。 基本的に私は私の思う公平な視点から見ているつもりですが、そこは所詮人は人。 色眼鏡が入っている可能性もございます。その点ご了承ください。 概要 『育む男…

I am not fast. - ベイマックス レビュー

はじめに 「白い巨体の変なヤツ」 ベイマックスを初めて見たときの率直な感想でした。 この子がどんな活躍をしてくれるのか?はたまた実は黒幕なのか? 『アナと雪の女王』で高く高く上がったハードルに対して、 ディズニーはどんな作品を提供してくれるのか…

穏やかな夜に身を任せるな 老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に - インターステラー レビュー

3連休は映画三昧、ということでインターステラー観てきました。 昨年末にゼロ・グラビティを観ていたので宇宙物はもう良いかな…… って思っていましたが、SF史上最高傑作との口コミに興味を持って足を運ぶことに。 以下、ネタバレを含むレビューです。 序盤は…

大逆転の可能性は統計上4% - ランナーランナー レビュー

ランナーランナー、観てきました!ので感想です。 ジャンルは経済系頭脳バトルで、ウルフ・オブ・ウォールストリートやソーシャル・ネットワーク、 アメリカン・ハッスルといったこの系統の映画が好きな僕には堪らん内容でした。 実は先月にミリオンダラー・…

週に4回も2回も変わらない - 上達の法則―効率のよい努力を科学する 書評

はじめに 1昨年の5月に購入して以来、2年以上経て、漸く読み終わりました。 物事をいかに学び、精通し、上級者となっていくのか? 自己啓発から入り、何かを為していこうとしたときの”進め方”の指針となるような本でした。 印象的なフレーズ 本書は上達をし…

判断基準は「この服を着るとモチベーションが上がる」 - たった1分で人生が変わる片づけの習慣<実践編> 書評

はじめに 自分の家に、マンネリというか、若干どんよりとした空気を感じておりました。 一念発起してそれを払拭しようと、掃除を進めるべく、押し入れから色々な服や書類を全部出して。 そんなこんなして疲れているときに、ふと出会った一冊です。 (たまた…

人生の脚本をつくる責任を自覚しよう。 - まんがでわかる 7つの習慣 書評

はじめに 漫画+解説文という構成の本作。 50万部?の大ヒットという話や、自己啓発本にも関わらず20代の女性が購買層になっている、 などのネットでの情報を聞き、興味を持って買ってみました。 ※以前にも興味を持ったことはあったのですが、 表紙の男性の…